指値注文の使い方・メリット・デメリット

こんにちは、げるねこです。

今回は指値注文について解説します。

指値注文は中級者になるとかなり使い勝手の良い注文方法ですが、
初心者には使いどころの難しい注文方法です。

なぜなら、指値注文を真に有効活用するためには、あるテクニックが必要だからです。

今回はそのテクニックについて、多くは触れません。
最初に指値注文とは何か、どのような場面で使うのか、メリット、デメリット、注意点に焦点を当てていきたいと思います。

指値注文とは

指値注文とは、売買の注文を予約することです。

例えば、「1ドル100円になったら買い注文をする」と思ったときに、あらかじめ指値注文を行うと、1ドル100円になった瞬間に買いエントリーが自動で行われます。

通貨量とエントリーしたい価格を設定しておき、放置するだけです。
後は価格が設定した価格になった瞬間にエントリーされるので、
常に相場を確認できない人にはオススメの注文方法です。

使うべきシチュエーション

常に為替レートを確認できない場合

サラリーマンは専業トレーダーと違い、長い時間チャート(為替レートの変化を表にしたもの)を見続けることは難しいです。
そこで、指値注文を出しておけばエントリーしたい目標価格になれば、取引が自動で始まります。後は、空いている時間を見つけてこまめにチェックすればOKです。

通貨の取引量を低くしておけば、見ることができない時間に不測の事態が起こっても
破産することはほぼないため、証拠金と取引量を調節しましょう。

為替レートの変動をあらかじめ予測できる場合

冒頭で書いたテクニックとは、テクニカル分析のことです。

テクニカル分析(為替レートの変化を数学的に計算して予測する方法)を利用して、
為替レートが大きく変化するポイントに指値注文を出しておけば、価格変動を最初から最後まで利益にすることができます。

指値注文のメリット・デメリット

メリット

スリッページは起こらない

成行注文や逆指値注文と違い、指定した価格で約定します。

理由は、レートの変化より先に最初に注文を出しており、待機している状態だからです。
例えば、成行注文の場合は提示されたレートを見てから注文のボタンを押した後に、新たに提示されたレートで約定するのでスリッページが起こります。

ところが、指値注文は「100円になったら買います」と注文を出しておき、「100円で売っても良いよ」という相手が出た瞬間に約定します。
つまり、売買の約束をしておくのです。

成行、逆指値の場合
レートが提示される → レートを確認 → 注文 → レート更新 → 約定
(最初に提示されたレートと更新されたレートの差がスリッページ)

指値の場合
○○円で注文する予約 → レートが○○円になる → 約定
(目標価格にならなければ注文が約定しないので、スリッページは発生しない)

デメリット

注文を出してから土日を挟むと不利な価格で約定する恐れがある

指値注文を出した状態で土日を挟むと、週明けのレート配信の価格次第で不利な価格で約定します。

例えば、現在のレートが1ドル100円だと仮定します。
1ドル101円で買いの指値注文を出してから、約定せずに土日を迎えました。
FX会社や為替市場は基本的に土日は休みなので、相場が動くのは週明けの月曜日です。
取引をチェックすると、月曜日の最初のレート配信が1ドル105円から始まりました。

指値注文はいくらの価格で約定したのでしょうか?

もちろん、1ドル105円で約定します。
その差は4円。1万通貨で注文を出していれば4万円の損失です。

つまり、指値注文はあくまでも注文予定価格のレートをFX会社から提示されない限り約定されません。

他にもFX会社のサーバーが停止している最中に指値注文の価格を超えてから、サーバーが復旧した場合も同様に、予定していた価格を超えて約定します。

対策は1つ。
こまめに相場をチェックして、少しでも不穏な動きを感じたら指値注文を取り消すことです。
完全に放置すると100%損します。

スプレッド幅より小さい価格で注文を出すことはできない

当たり前のように感じますが、スキャルピングをしようと考えている初心者は意外と気が付きません。

為替レートが急変動を起こしてスリッページが広がり、指値注文の価格を超えた場合、
注文は約定せずに破棄されます。

ある程度余裕を持った価格設定が必要なので、スキャルピングに指値注文は向きません。
中期、長期売買に指値を活用した方が使い勝手が良いです。

指値注文を有効活用するためにはテクニカル分析が必須

チャートを見て、「ある価格になったら価格は大きく動くから、あらかじめ注文を出しておこう」と為替レートの変化を予測して、その価格で注文を出す必要があるからです。

なので、指値注文を使いこなしたいならテクニカル分析を身に着けなければなりません。

自動でエントリーされるため、放置すると大損する恐れがある

指値注文を出した状態で完全放置していても、設定した価格になれば自動でエントリーされます。もしも、エントリーした方向と反対に価格が変動してしまった場合に対処することができなければロスカットまで逆行する恐れがあります。

対策として、
・指値注文を出してから放置しない
・IFD注文(指値注文と逆指値注文を同時に出すことができる注文方法)を利用する
以上の2つが有効です。

特にIFD注文は、普通の指値注文よりも使い勝手が良いです。
IFD注文によって「どこまで損失が出たら損切りするのか」「どこまで利益を増やしたら利益確定するのか」をあらかじめ設定しておけば、損失を抑え、利益を確定できるからです。

まとめ

・指値注文は売買の予約のこと
・予約した価格に達した時点で約定するのでスリッページが発生しない
・レートが飛ぶと、指値注文の価格からより不利な価格で約定する恐れがある
・指値注文を最大限活用するためには、テクニカル分析を学ぶ必要がある
・自動でエントリーされるので、注文を放置すると100%損する

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