スプレッドとは手数料?買値と売値の差額で損をする理由

こんにちは、げるねこです。

今回はFXの手数料ともいえる、スプレッドの話をします。

「一円を笑うものは一円に泣く」を地で行くような、損失と直結する話です。
おそらく短期売買を行う多くの人が、スプレッドに泣かされたことでしょう。

もしもあなたが初心者なら絶対に覚えておきましょう。

スプレッドとは何か?

買値と売値の差額のことです。
この差額をスプレッドと呼びます。

FXは取引の際、「手数料」と「スプレッド」が取引コストとして利益から引かれます。

厳密に言えば、取引手数料とスプレッドは別物ですが、
多くのFX会社が取引手数料を無料にして、買値と売値の差額である「スプレッド」で手数料を回収しています。

だから、「売買手数料無料」「手数料ゼロ」と広告が出せます。

スプレッドの考え方はシンプルです。

例えば、「1ドル100円10銭~13銭」とニュースなどで表記されていたら、
高い金額の100円13銭が買値、低い金額の100円10銭は売値です。

高い金額が買値、低い金額が売値と覚えてください。

これが逆だと、安い金額で買えて高い金額で売ることができるため、
売買を行うたびに利益が簡単に手に入る錬金術になります。
一般人は錬金術が使えないので、期待しないでください。

スプレッドは「狭い」「広い」で表現されます。
買値と売値の差額が小さければ、「狭い」
差額が大きければ「広い」と言います。

ちなみに、

FXでは取引の際、買値をAsk、売値をBidと名付けています。

AskはFX会社が「この値段で買いませんか?」と売りに出す値段 = 買値。
Bidは反対に「この値段で売ってくれませんか?」と買い戻す値段 = 売値。

基本的にFX会社は、取引の際にAskとBidを同時に提示します。

買値と売値を同時に提示する理由

注文する際に、買値と売値がそれぞれ別の値段を同時に提示することを
2Wayプライスと呼びます。

なぜ買値と売値を同時に提示する必要があるのでしょうか?

答えは、FX会社側が「不正を行っていません」という根拠になるからです。

1Wayプライス(買値や売値のどちらか片方しか提示されない価格表示)の場合
FX会社は不当に利益を得ることが可能です。

例えば、1ドル100円30銭の買値が提示されていて、売値が提示されない場合、
1ドルあたり何円で売れるかは、実際に売ってみないと分かりません。

1ドル100円29銭で売れるかもしれません、1ドル100円10銭で売れるかもしれません。
仮にスプレッドは1銭(0.01円)と表示されていても、売値が提示されていないので真実は闇の中です。

「自分の資金が不当に抜かれているのではないか……」
と思いながら、いつまでもグレーなFX会社を使い続ける人はいるのでしょうか。

断じて否。
普通の人なら口座を解約して別のFX会社を使うでしょう。
それはFX会社にとっての損失なので、わざわざ2Wayプライスで買値と売値を提示しているのです。

「不当な利益を取っていませんよ」
「提示した価格の差額分をスプレッドとしてもらいますよ」
という証拠になるからです。

短期売買を繰り返すとスプレッドで損が増える

短期売買とは、短い期間で取引を行うことです。

短期売買は取引のタイミングを考えずに、
何度も取引を繰り返すとスプレッドだけで多額の損を被ります。

その理由は、取引の回数にあります。

例えば、買値が1ドル100円13銭、売値が1ドル100円10銭ならば、
スプレッドは 100円13銭 – 100円10銭 = 3銭(0.03円)。

1ドルあたり3銭の損失が発生します。
1万ドル買えば、1万 × 3銭(0.03円) =  300円。
10万ドル買えば、10万 × 3銭(0.03円) =  3000円。

スプレッドは1回の取引にかかるコストなので、1万ドルを取引すれば、
1回で300円、10回で3000円、100回で3万円です。

スプレッドの損失は

回数 × 取引通貨量 × スプレッド = 損失

で求められます。
短期売買は数十銭程度の利益を得ることが目的なので、
利益を得るために1回に取引する通貨量が多くなり、取引回数も多くなる傾向があります。

結果として、損失が増えていきます。

だから、今回の冒頭で「短期売買を行う多くの人が、スプレッドに泣かされたことでしょう」
と言ったのです。

スプレッドのまとめ

スプレッドは買値と売値の差額です。

買値はAsk、売値はBidと呼びます。
この差額は取引手数料としてFX会社に支払います。

買値と売値を同時に提示する方法を2Wayプライスと呼び、
不正にスプレッドを回収していないことを証明しています。

スプレッドによる損失は、
回数 × 取引通貨量 × スプレッド = 損失
で求められます。

不必要に短期売買を繰り返すと、回数に応じて損失が増えます。

取引を始める前にしっかりと考えて、エントリーをしましょう。

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